冬季閉鎖していた愛媛県久万高原町の県道石鎚スカイライン(面河渓谷―土小屋、18キロ)の通行が1日再開され、久万高原署と町消防署が、開通を待つ登山客らに山岳事故や山火事の防止を呼び掛けた。
 1日は午前7時の通行再開を前に、同町若山の入り口に乗用車6台とバイク2台が列をつくった。同署の山岳警備救助隊員ら約10人が「石鎚山では遭難事故が多く発生しています。注意してください」などとドライバーに呼び掛けてチラシを配り、まだ冷え込みの厳しい山での注意を促していた。